我孫子武丸「殺戮にいたる病」感想

小説

名作「かまいたちの夜」のシナリオで知られる我孫子武丸の代表作「殺戮にいたる病」を読んだので感想。ちょいネタバレ注意。

あらすじ

惨殺、そして凌辱。何ものかに憑き動かされるように次々と猟奇殺人を重ねていった男の名前は蒲生稔。異常犯罪者の心の軌跡をたどりながら、想像力の欠如した現代人の病巣を抉る、衝撃のサイコ・ホラー。(「MARC」データベースより)

感想

う~~~ん、正直これはちょっと微妙でしたね…。や、叙述トリック自体は全然アリだったのですが、如何せん事件自体がサイコすぎてなんやねんこの話は…となりました。特にラストシーンの気持ち悪さはかなりのもので、読後感は良くないです。そうはならんやろ。

叙述トリック系の小説だと殊能将之先生の「ハサミ男」や綾辻行人先生の「Another」の方が好きですね。どちらかというと歌野晶午先生の「葉桜の季節に君を想うということ」に近い脱力的読後感…。

「かまいたちの夜」を期待するとかなり肩透かしを食らいそうな一作。我孫子武丸先生の中でもかなりダークな方らしく、他のあまりダークじゃない作品を一度読んでみたいです。

「かまいたちの夜」(一作目)は名作なのでやったことない方はオススメです。

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