トゥルー・ロマンス (1994) 74点


タランティーノ脚本による激しい恋に落ちた二人の逃避行を描いたバイオレンス映画。

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あらすじ

ある日クラレンスはアラバマという美しい女性に出会い、激しい恋に落ちる。しかし彼女は実はコールガールであった。彼女を自由にするため、彼はポン引きの元へ話をつけに行くが、彼女の荷物と間違えて大量のヤクを盗んでしまう。

マフィアから追われる身になった二人は、友人の元へ逃避行を始める。

感想

「トップガン」の故トニー・スコット監督、「キル・ビル」のクエンティン・タランティーノ脚本による作品。二人の男女の逃避行を描いています。

基本的には男女がマフィアのブツを盗んで逃げるという「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」のようなロードムービーですが、タランティーノらしいバイオレンスな要素がバリバリです。どこかユーモラスだった「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」と比べるとかなり血なまぐさい作品になっています。

しかしハンス・ジマーによる木琴のようなサウンド(マリンバ?)のBGMや、なかなかマヌケな主人公たちのロマンスなど、妙に爽やかな雰囲気も感じられます。メインテーマの”You’re So Cool”は「クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝」のBGMを思い出します。wikiによると元ネタは「地獄の逃避行」のBGMらしいです。

妄想炸裂の主人公クリスチャン・スレーターやヒロインのパトリシア・アークエットのいい女っぷりはさることながら、脇役が非常に豪華でいい味出しています。イカれたポン引きのゲイリー・オールドマンやどうしても出たいと懇願してちょい役で出ることになったブラッド・ピット、他にもデニス・ホッパークリストファー・ウォーケンなど皆個性的です。

ムチャクチャ過ぎてちょっとノれないところも・・・というか逃避行をする二人にあまり感情移入できなかったところがありますが、そこが映画ならではの魅力なのだと思います(笑)。いいシーンもいっぱいあり、映画好きのタランティーノの趣味がちょいちょい出てくるのもどこかユニークです。

バイオレンス描写が大丈夫で、ロードムービーやロマンスが好きな方は楽しめると思います。しかし当初の予定から変更したというラストは、ありっちゃありだけど当初の方が良かった気もします。ファンの中でも賛否が別れており、DVDの特典映像には別バージョンが収録されているそうです。あなたはどちらが好みですか?

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