映画を少し補足する小説版インターステラー感想(ネタバレあり)

マイフェイバリット映画の一つ「インターステラー」の小説版を読みました。

元々が映画であり、小説は原作というわけではないのでほとんど映画と同じです。
さらにこの映画は映像や音楽が重要なファクターであり、正直小説だけ読んでもわかりにくいと思うのでまずは映画を観て下さい。

これだけだと小説の価値がほとんど無さそうですが、映画だと描ききれない心理描写など少しは補足として参考になりました。

小説を読んで参考になったところや気になったところを書いていこうと思います。

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◯最初に出てくる無人機(ドローン)
映画ではイマイチ何のために出てきたのかよくわからなかったが、小説を読むとドローンもクーパーの家の重力異常に関係して引き寄せられたものだった。
これも彼らの力が関わっていたのだ。

◯教科書の書き換え
かつてのアポロ計画などがロシアを破綻させるための捏造だったと教科書が変更されている。
これは滅びかけている地球では宇宙探索にお金をかける余裕が無い状態であり、国民には地球に目を向けてもらうためだったようだ。

この映画のテーマのひとつに現代人は宇宙にあまり興味が無くスマホばっか観てるだけなので、かつてのように皆もっと宇宙を観ようぜ!というものがありそれも意識しているのだと思う。

◯ロミリーについて
映画だとそのルックスからは分からなかったが実はクルーの中で最年少だったらしい。クーパーが歳をとったロミリーをみてショックを受けている。

◯クーパーの家族への思い
心理描写でクーパーは家族のドナルドやトム、マーフを置いて宇宙へ旅立ってしまったことを後悔しているのがより伝わってくる。
宇宙に出られることだけに意識が集中してしまい、家族を置き去りにしてしまうことが真にどういうことかが分かっていなかった。

◯マン博士の目的
映画では何もない星で死ぬことに耐え切れずただ助かりたいだけの悪役のようだったが、実は地球に戻りたいのではなくエドマンズの星へ行きプランBを実行するつもりだった。
クーパーは帰りたがっていたから諦めて事故に見せかけて消し、他のメンバーは説得しようとしていた。

ロミリーを爆殺したのはわざとではなく、嘘のデータを見られないようにロック(自爆装置)をかけていたのを開けようとしてしまったから。

◯確率は五分五分
宇宙服のマスクをぶつけあうのはどちらかのマスクが割れる可能性が五分五分。
映画ではちょっとわかりにくかったが小説ではどちらもヒビが入っている。

クーパーが死ぬのを本当に好意で見届けようとしていたが、辛かったから止めた。(適当言ってるかと思ってた)

◯トムの思い
トムは爺ちゃんや先祖から受け継いだ農場を見捨てることは出来ず、最後まで守ろうとしていた。
クーパーは家族を置いて宇宙へ旅立ち、マーフも農場を手伝うわけではなく空調の効いた部屋で宇宙の研究をしていたのは気に入らなかった。
そんなマーフからの農場を見捨てて皆で避難しようというの提案も受け入れられなかった。(でもトムの家族は説得に応じている)

ラストシーンではトムは20年以上前に他界している。

だいたいこんなところでしょうか。
本当にほとんど映画と同じなのでもう少し加筆されていても良いとも思いましたが、上記の点などいくつかわかりにくかったところが補足的に分かったのは良かったです。

一ページからいきなり誤字があったり専門的なところの翻訳が厳しそうなところもあるので手放しにオススメは出来ませんが読んだ価値はありました。

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